2023.11.13
先日、中京大学国際学部の永石教授が、ゼミ生9名と永石教授と弊社の架け橋になってくださった社長のご友人2名の方と共に、弊社の清須ラボの見学に来られました。
まず初めに事前に学生さんから質問をいただいておりましたので、弊社社長がいただいた質問に答えながら会社説明を行いました。
学生の皆様からは、梅花堂の強みやダンボール業界の変化にどのように対応しているかについて、多くの興味深い質問をいただきました。これらの質問に対して、弊社社長が丁寧に一つ一つ回答いたしました。その回答には、弊社の経営理念や社長が考える企業の在り方が含まれており、学生さんは真剣な表情で、弊社の概要や社長の話に耳を傾けていました。
会社説明の後、実際に清須ラボ内を見学し、これまでに弊社で開発した製品やサンプルを紹介しました。皆さんにどのような製品が作られているかを実際にお見せしながら説明しました。
まず、最初にご紹介するのは、強化ダンボールの胴枠です。
写真1の女性社員が手に持っているミニチュアで、写真2が現寸大です。強化ダンボールの胴枠は段積みを安全かつ安定させるために開発されました。内部にフレコンバックを収納でき、下段にかかる圧力を強化ダンボールの胴枠が支え、耐圧強度が7トン以上と非常に頑丈です。積み込み時間を30%短縮し、何度も再利用できます。
こちらはソファーを女性一人で持ち上げている様子です。
ソファーって簡単に持ち上げられるの!?と驚く方が多いと思いますが、フレームに強化ダンボールが使用されているため、軽いのです。
木材より軽量でありながら、強さも兼ね備えた強化ダンボールは、環境への負荷が低く、SDGsの観点からも高く評価され、木材価格の高騰問題(ウッドショック)の打開策としても期待されています。
弊社は強化ダンボールを使用した、ソファーのフレームを開発した実績があります。
こちらは防災用ダンボールベッドの寝心地を実際に体験していただいている様子です。
意外と寝心地いいね!お昼寝できそう!と好評をいただきました。
こちらのダンボールベッドは、女性1人でも約1分で組み立てが可能です。また、使わない時は箱に収納することもでき、何度でも組み立て・収納ができます。さらに、ベッドの高さは、ウイルス感染リスクを低減するための適切な基準を満たしています。
今回の会社見学を通して、学生の皆さんが、自分の興味や将来の夢について、少しでも考えるきっかけになっていただけたら幸いです。
私たちも新たな気づきを得ることができ、活気あるパワーもいただくことができました。
教授やこの会を企画してくださった社長のご友人のお二人、学生の皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!